自分の今までと最近の思考

自分の今までと最近の考え

自分の今までと最近の思考

こんにちは、出口です。

最近ちょっと自分の頭の中がこんがらがってきたので、整理するためにも少し自分の今までの軌跡・考えをなんとなくまとめてみました。
はっきり言ってほとんど自分に向けた内容です。

そもそも何でアナログ画材を使った絵を描き始めたか

水彩画やカリグラフィーを描き始めて丸5年以上が経とうとしています。何で自分がこうなったか振り返ってみました。

僕は長いこと都内のレストラン&ウェディングを運営する会社で販売促進ツールのデザイン制作をしていました。今考えるととても緩い環境です。制作の仕事自体は楽しんでやれていたのですが、社内には制作会社出身者がおらずデザインの作り方をちゃんとわかっている人はいませんでした。まあどこの会社もそんな感じなのかもしれませんが、デザイン未経験で初めた自分には外で見る様々な広告やパッケージデザインと自分が作るもののクオリティが違うな、ということをモヤモヤと感じながら仕事をしていました。

そんな感じで当時の自分は特に自分の将来を真剣に考えることもなく、ゆるゆると仕事をしていましたが、入社して7年ほどたった頃、いい加減どうしてもその違いを知りたいと思うようになり、思い切って会社を辞めて桑沢デザイン研究所というデザインの専門学校の夜間に通うことにしました。32歳の頃です、はっきり行って普通に考えたら遅すぎますが、とにかく桑沢に入るには試験をパスしないといけないので半年後に会社をやめる事を決め、荻窪にある美術予備校で試験科目である「色彩構成」の勉強を半年間して、桑沢夜間に入学しました。

午前中はデザイン制作事務所でアルバイト、夜は学校という生活が始まりましたが、入学して1年ほど立った頃、自分が本当にやりたいことってデザインの仕事なのだろうか?と疑問を持つようになりました。デザイン事務所の仕事が全く楽しいと感じられなかったのです。広告、エディトリアル、ディスプレイなど3社ほど転々としたのですがどれも肌に合わず辞めてしまい、どうしたものかと思って制作会社のアルバイトに応募するのは一旦やめることにし、銀座伊東屋でECサイトの商品撮影のアルバイトを募集していたのでいったんそこでアルバイトをすることにしました。

そこで伊藤屋が販売している海外のステーショナリー、グリーティングカードを見たときに、ああとても素敵だなと思い、そうか自分はこういう物が作りたいんだな、ということをそこで認識しました。桑沢の授業も2年生に入り選択式授業になったのでイラストレーションの授業をとり、ああそうか、自分は元々絵が描きたかったんだなと思ってそこからデザインというよりは単純に絵を描くようになって行きました。しかし絵を仕事にするにはどうすれば良いのか分からず、またもモヤモヤしながら学校も卒業間近になります。

そんな折、桑沢をもう間も無く卒業すると言う時に、以前辞めたレストランの会社から戻ってこないかという電話をもらい、戻ることにしました。桑沢と制作事務所のアルバイトで腕が上がったと思い、慣れた会社ということもあってより活躍できると思ったのです。しかし、いざ戻って見るとやはり違和感を覚えました。具体的には言いませんが、一度外に出て色々な経験を積んだことで、以前は気にならなかった会社の価値観とズレが生じてしまっていました。思うに少しずつ自分の自我みたいなものが芽生え始めたのだと思います。自分が思うデザインの価値観と会社が求めるデザインの価値感が違っていると感じました。いやそもそもデザインって何なんだ?? 長年やってきて専門学校まで通ったのによく分からなくなってきました。

パンフレットの制作やwebの集客導線を作る作業に一番の面白みを感じなくなってからは、なんとか自分がやりたいことを仕事につなげられないかと思い、結婚式場だったこともありウェディングペーパーアイテムの社内内製化を考え始めます。これなら自分が今までやってきた事を活かせるデザインになるのではないかと思いました。販促デザインではなく商品デザインに自分の活路を見出そうとしていたのだと思います。海外のペーパーアイテムをwebで検索して自分が魅力的だと思ったデザインがどういう風に作られているのかと調べた結果、どうやらカリグラフィーという西洋書道とボタニカルアートという植物細密画を使って描かれているんだということが分かり、会社勤めの合間を縫って教室に通い始めました。2014年頃の話です。

内製化の打診を上司に出しましたが、答えは通常業務に支障がない程度ならやっていい、との事でしたが、全く求められていない雰囲気を察知し、それなら自分でやろうと思い会社を退職することにしました。

自分にしか作れないものを作っていく

その後はアルバイトを転々としながら今に至ります。ウェディングペーパーアイテムは作った当時は自分の中で渾身の力で制作したつもりでしたが、やはり甘くなく思ったほどは売れません。それに実際にやって見て気付いたのですが、ウェディングペーパーアイテムの販売は台紙のデザインを作ることも重要ですが、実際に注文をうけると中紙(台紙に挟む挨拶文など)の制作や紙のカットに時間を忙殺されてしまい、自分が本来やりたい事の本質とは若干違うということにも気付きます。何よりペーパーアイテムは結婚式のアイテムの中で最もコストを削りやすいものという風潮もあり、時間をかけて描いた植物画やカリグラフィーをとても安い値段で売ることになります。収益を上げるには数を売らなければならず、新規参入者も多い、加えて市場価格を大幅に下回る安価な値段で販売している人もたくさんいます。
(ペーパーアイテムを楽しんで作ってる方すいません・・・汗 あくまで現時点での自分の思考です)

そんなこんなで新作を作る手も止まってしまっている現状なのですが、最近気づいたこともあります。
最近、というか薄々思ってはいましたが、やはり個人が何か商売をして生計を立てて行こうと思った時に、企業がやるようなことを真似していては無理があるということです。なんとか自分の技術を商品に落とし込んで収益化しようと思っていましたが、そのやり方ではやっぱり価格競争に巻き込まれていくだけだ、と。自分のやりたい事がデザインなのかアートなのか? という悩みも尽きないのですが、どちらを選ぼうとも重要なのは企業や他人がやらない、できない事をやり、それを欲しい!という人が出てくるような価値をつけていかなければなりません。もちろん独りよがりのものを作っていては意味ないのですが、とにかく収益化のことは一旦は置いて、自分にしか作れないもの、作品を作って行こうかと思っています。ブログやSNSの発信も見る人に有益な情報を提供しなければ、と思って最近頑張っていたのですが、一旦は自分の思考や考えを中心に発信して行こうかと思います。(お役立ち情報も少しずつはアップしていこうと思っています)

と、いうわけでまだなんとなくフワフワはしていますが、こうやってブログで文章化することで今後の方向性を決めて行こうかと思います。最近少し気分がすぐれないので少しだけボーッと休み、回復させつつまたやって行こうと思います。もし最後まで読んでくれた方がいたら、こんな文章に付き合っていただきありがとうございます。

コメントを残す