ローマンキャピタル書体・授業6回目

ローマンキャピタル書体・授業6回目

ローマンキャピタル書体・授業6回目

こんにちは、出口です。

コロナの影響でしばらく閉鎖されていたカリグラフィー教室が再会して久しぶりに授業を受けてきました。記録が正しければ前回通ったのが3月22日(授業5回目)なので約3ヶ月ぶりです。いま習っているのはローマンキャピタル書体、本来ならもうそろそろ終了の予定でしたが、予定がずれて終わるのは8月の半ばくらいになりそうです。

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ローマンキャピタル書体・授業1回目

文字の形の練習はすべて終わっていて、今日はその復習とフリーハンドでの書き方を勉強しました。普段幅ペンで書いているのでフリーハンドでまっすぐな線や円を書くのは難しい・・・。でも練習していくと書けるようになるらしいので、これも練習です。

フリーハンドで書く練習
フリーハンドで書く練習

これが出来るようになるとペン幅のエックスハイト(※)の限界に左右されずいくらでも大きく書く事ができるからタイトル部分や飾り文字なんかに使えてデザインの幅も広がりそうです。いままでフリーハンドで書いてこなかったので、これからは取り入れていきたいと思います。

※「エックスハイト」とは「X」を基準とした小文字の高さ。各書体ごとにペン幅いくつ分と決められています。

他には福音書にフリーハンドで書かれたローマンキャピタル体の分析みたいなものをしました。福音書って新約聖書に収められている1部分だそうです。福音とはギリシャ語で「エヴァンゲリウム(良い知らせ)」という意味らしい・・・イエスキリストの死と復活を語るために彼の弟子たちがまとめたものということみたいです。

カリグラフィーを語る上では聖書やキリストの知識が必要みたいですね。正直 写本カリグラフィーの知識に乏しいので少しずつ勉強していこうかなと思って以前一冊分厚い本を買ったのですが、なかなか難解でいまいち頭にはいってこない・・・。もう少し簡単で分かりやすい本があれば良いのですが。少し探してみようかな。

文字のセリフ(飾り)は部分はペンワークと水分量の調整で

家に帰って引き続き練習。幅ペンで文字の先端にセリフという飾りをつけるのもなんとなく慣れてきました。幅ペンで細い線を出したり細かい飾りを書くのはペンワークとガッシュを溶く際の水分量の調節が大切です。幅ペンはその名の通りペンの幅が決まっているのでペン先をべったりと紙につけてしまうと、引ける線の太さは当然そのペンの幅の大きさになります。

ローマンキャピタルのような細かいセリフ(飾り)をつける書体はペン先の右角、左角を浮かせながら線の太さを調整して書いて行きます。その際、先に書いたまだ乾いていないガッシュをペン先で上手くコントロールして面を埋めて行くのですが、その際にガッシュと水の分量が大切になってきます。水分量が少なすぎると粘り気があるので、繊細なペンワークにガッシュがついてきてくれません。水分量が多過ぎれば逆にみずみずしすぎて、はみ出してしまします。

引き続き家で練習
引き続き家で練習

何回も書いているとペンの動かし方やガッシュを溶く時の水分量の感覚がなんとなく分かってきますね。この書体に関しては文字を構成する骨組みの部分の形の確認と、先ほどから言っているセリフの書き方をもう少し練習して一定のレベルで書けるように持っていくという感じです。あともう少しな気がしてきました。とにかくポロポーションが美しく他書体とも組み合わせやすい書体なのでキレイに書けるようになりたいです。

イタリック体の練習(ミッチェルの3番で)
イタリック体の練習(ミッチェルの3番で)

ローマンキャピタル体の練習のあとは、今制作中の作品の本文をもう一回書いてみました。使う書体はイタリック体です。この作品は少し眠っていた状態だったんですが、また最近作品制作に力を入れようと制作を再開しました。イタリック書体はもう何回も何回も書いてるんですが、いまだに書きこなせるようにはなってないような・・・という自分の中で地獄のような書体になっています・・。でも以前は全く書けなかったミッチェルの3番(※)でもイタリックの形に書けるようになったのは大きな進歩です。

※ミッチェルは幅ペンを作っているメーカーのひとつ、3番というのはペンのサイズです。(幅ペンにはいくつも違うサイズがある)

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イタリック書体のブラッシュアップ・授業1回目

先日本番紙にこのイタリック体で本文を書いたのですが、失敗してもう一回書かなきゃという状態です。もう一回見返してみて、本文の行間の幅をもう少し詰めようかな?と思い直して試しに方眼紙に書いてみました。うーんどっちが良いかな。もう少し検討してみたいと思います。

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